無線LANケーブルが話題に。無線LANでの脆弱性が発見されたことで、対策と方法論から発信された単語です。これを機に無線LANや無線LANを利用するときの注意点や、無線LANの脆弱性対策や方法について紹介します!
無線LANの脆弱性
Wi-Fi認証の「Wi-Fi Protected Access II」(WPA2)に関する脆弱性が、日本時間の17日未明に発表されると「CNET Japan」なので発表されました。
この報道から、ネット上では「無線 LANケーブル」という言葉が話題になっていました。
今は終息している言葉ですが、やはり皆さんもセキュリティについては心配ですよね。
今の時代どこででも、手軽に無線LAN(Wi-Fi)に接続してインターネットを楽しんでいる人が多いです。
手軽に接続できる反面、セキュリティ対策はしっかりしておかないといけません。
今回発見された無線LANの脆弱性ですが、「WPA2」とうプロトコルに「脆弱性」があることが発見されました。
この発見された脆弱性については、有識者により実験したところ、セキュリティーを突破できたということでした。
プロトコルレベルの脆弱性のため、正しく「WPA2」を設定している機器や端末にも影響があるということになります。
具体的にどのような攻撃なの?と気になるところですが、色々ある無線LAN機の設定によって多岐にわたることから、特定は難しいとのこと。
この脆弱性を報告したのは、ルーヴェン・カトリック大学でネットワークプロトコルなどを研究している「Mathy Vanhoef」氏です。
今後、Mathy Vanhoef氏から、「脆弱性の詳細」について発表するとのことです。
今後となると、今どうしたら良いか不安ですよね。
根本対策は「Mathy Vanhoef氏」や有識者に任せるとして、一般的な対策についてお知らせします。
無線LANの脆弱性対策や方法
無線LANというと、言葉通りLANケーブルを使わずに(無線)、電波を利用して無線通信をする通信になります。
今となっては、パソコンだけではなく、スマフォやタブレットをつないで、色々な回線事業者から公衆無線LANサービスというものが利用できて便利ですよね。
・・・ということは、
外出先でも利用できますので、危険が多いのが現状です。
一般的には「盗聴」や「不正接続による不正利用」の危険性が多く指摘されています。
例えば近所の家や、外でスマートフォを持ち歩いている人からも、自宅にある無線機器への通信が可能になるということです。
分かり易く説明すると、無線で知らない人が自宅にある無線機器を経由してインターネットをすることができるわけです。
ただ乗りということです。
そんなことから、「不正アクセス」に利用される可能性があります!
「無線LANを不正利用」された場合、あなたも関与していると見なされて、トラブルに巻き込まれる可能性もあるのでほんとに注意が必要です。
危険性についてはこんな感じです。
・インターネット接続設定のIDやパスワードが見られてしまう
・パソコン内の共有フォルダなどにアクセスされてしまう
・迷惑メール送信の踏み台にされてしまうなど
この対策については、下記の設定が有効とされています。
1.無線LANルーターなどには必ずパスワードを設定
2.MACアドレスによるフィルタリングを設定
※接続するクライアントを制限します
3.無線LAN利用時には暗号化機能を有効
※今の機器ではWPA2がほとんどです。
無線LANの暗号化には「WEP」という暗号化方法もあるのですが、
すでにこのプロトコルも脆弱性があり、低い信頼性しかないので、
新たに脆弱性が見つかったとはいえ、「WPA2」による暗号化しか今はないですね。
4.無線機器のステルス機能の有効化
※この設定を有効にすることで、ノートパソコンなど、
無線LANの接続時にSSIDを表示させないようにできます。
事前にSSIDを知っている人がSSIDを入力しないと接続できないため、
SSIDの隠蔽はセキュリティが少しは高まると思います。
WPA2最新の対策方法
こちらは最新情報が発表され次第更新します。